●アップルが一部店舗の再閉鎖を決定→新型コロナ感染再拡大への懸念が引き続き重石
— ユーちぇる社長@筋肉トレーダー (@EURUSDsenmon) June 22, 2020
●依然として経済活動再開や政府・中銀の景気下支えに対する期待は根強い
●EU首脳会議で、7500億ユーロの復興基金に関して協議が物別れ→ユーロドル下落
●週明けは方向感を探る展開 https://t.co/K0rVMZ1A4X
投資における基本として、悩む場所と悩まない場所はしっかり決めておくことが大事。
今はコロナの影響を受けて大きく市場も国も動いているからこそしっかりと自分のルールだけはぶらさないようにしよう。
環境認識とは?
「環境認識」について説明していきます。
まずは、環境認識がどのようなものなのか、というところから定義をすり合わせておきましょう。
「環境認識」とは、簡単に言うと現在の相場が上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、それともレンジなのかをトレード前に知っておくことです。 方法については後述しますが、「環境認識=トレンド認識」というのが一般的な考え方です。
ですが、これだけでは実際のトレードに役立てる為にどう有効なのかが、正直わかりにくいかと思います。
よって、環境認識を「買いか売りかを決めること」と定義します。
トレンド認識ではなく、買いか売りかを予め決めることで、複雑になりがちなトレード戦略を非常にわかりやすいものにすることができます。 買いか売りかを予め決めることによって、エントリー時にはタイミングだけを精査すればよくなります。
自分が持つべきポジションが決まっていない状態でチャートを見ると、急な値動きに惑わされて勢いでエントリーしてしまったり、なんとなく良さそうという理由でエントリーしてしまったり、このようなことにもなってしまいます。 FXは相場が今の価格より上がるのか下がるのかによって、利益を得たり損失を被ったりします。
すなわち、環境認識とはFXの本質と同義なのです。
環境認識によって得られるメリットでは、実際に環境認識をすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
「環境認識=自分がエントリーする方向を決める」ことで、
- ・チャートを開いて短時間で買いか売り、どちらで狙うべきかがわかる
- ・エントリーするべき方向が予め決めておけるので、トレードに対する迷いがなくなる
- ・(エントリーするべき方向を決めているので)急な値動きに惑わされなくなる
- ・どっしりと構えていられるようになるので、無駄トレードが減って成績が安定しやすくなる
- ・成績が安定することで、メンタル面も安定してくるなど、
正しく環境認識をすることで成績面はもちろんですが、メンタル面にも良い影響を与えてくれます。
相場で勝つ10%の人はエントリーでは悩まず、相場で負ける90%の人はエントリーで悩みます。 選択肢減らしてエントリー時の悩みを減らす為にも、環境認識は大切であり本質とも言えるものなのです。
また、正しい環境認識をすることによって、エントリーするべき方向が間違っていないということになります。
この為、手法をあれこれと何十種類も試さなくても、MACDのゴールデンクロスやデッドクロスなどのオーソドックスな手法でも十分プラスの成績を残せるようになるでしょう。
エントリーするべき方向が間違っていなければ、どんな手法でも優位性のあるトレードが出来るようになるということです。
環境認識をすることで、今まで自分で決めたルールを守れなかったという経験がある場合でも、ルールを守れるように根本から改善されていきます。 ルールを守れない人にありがちな、「エントリー条件に達していないけど、ここで上がっちゃったら(下がっちゃったら)嫌だな。チャンスを逃しちゃうかもな」というような考えからくる、「なんとなくトレード」を大幅に減らすことが出来るからです。「マイルールを破ってしまった」という経験がある場合は、正しい環境認識を習得してみると驚くような変化が待っているでしょう。